【だだちゃ豆】生産組合にお邪魔しました!!
ここ鶴岡には、6つの「だだちゃ豆生産組合」があるそうですが
今回は、大山地区にある「馬町上枝豆組合」さんに、お世話になりました。

【だだちゃ豆】とは、
最近、美味しいと注目されている鶴岡市特産の【枝豆】です。

この鶴岡地方の方言では、お父さんのことを「だだちゃ」と呼びます。
その昔、お殿様がこの枝豆を食べた時、あまりに美味しいので、「どこのだだちゃの豆か?」と聞いたのがこの名前の由来という説があります。

ちなみに、お母さんのことは「ががちゃ」、おじいさんのことは「じじちゃ」、おばあさんのことは「ばばちゃ」と言います。
なぜか「だだちゃ」だけ発音がかけ離れていますねぇ、もしかして「ダディ」から来たのかも、と勝手に考えてるわたしです。(^_-)

8月もあと残す所10日あまり、という週末の日に私達は、今回の話を仲介いただいた方のもとへ…。
ところが、昨日までの晴天がウソのように、向かう途中で何だか怪しい雲行きに……。
「ん、雨か?おかしいなぁ〜、私は晴れ女のはずなんけどなぁ…。誰か日頃の行いの悪い奴がいるのかな。 」
と 隣に座るカメラマン(店長)を横目に見ながら、車を走らせて 一路「大山地区馬町」へ、と向かいました。

先に頂いた地図を片手に付いた所は、生垣に囲まれた大きな農家が建ち並ぶ、どこか懐かしい家並でした。
早速に打ち合わせを済ませ、まずは枝豆を収穫している畑へ向かいました。

最近の農家は、機械化が進んでいるとは聞きますが、まさか だだちゃ豆の収穫まで機械化しているとは驚きでした。

機械を操作する人、掘り起こした枝豆を積み上げる人、積み上げられた枝豆をまとめて束ねる人と、三人一組 で作業をしていました。もちろん三人の息はぴったり!

手で少し掘り起こしてみましたが、腰を曲げての長時間の作業や、土埃との格闘は、きっと私達が想像する以上に大変な作業なんだろうなぁ〜。

しみじみ考えている間に三人は、あっという間に遥か彼方へ行ってしまいました。(^_^;)

収穫された枝豆は、選別や袋詰め作業が行われているハウスへと運ばれます。
ハウスの中では、「脱莢」⇒「選別」⇒「計量」⇒「袋詰め」が行われます。

【脱莢・だっきょう】

枝から莢(さや)をはずす作業をいいます。
枝を揃えて機械に通すと 、葉っぱと莢に分かれて出てきます。
枝と葉っぱは、必要ないのでかき集めて捨てられますが莢はそのままベルトにのって次の工程に進みます。
【選別】

商品価値の高い、おいしいものだけが選別されます。
まず最初に実入りの悪いものが溝を通って下に落ち、 次に一粒莢のものが落ちていきます。
溝が上下に振動していて、これがまた見事にコロッ、コロッ、と落ちていくんですよ。
そして、最後に人の目による選別が行われます。機械の両端に向かい合い、次々に流れてくる枝豆の中からさらに「色付きの悪いもの」や「傷がついているもの」などを丹念にはじき出していました。

【計量・袋詰め】

一袋一袋規定の量目に量られて、きれいな袋に入れられます。
この生産組合では、一日平均2000袋を出荷しているそうです。
今年は、8月中旬以降に気温の高い日が続き、枝豆の実入りがどんどん進んで、朝夕二回も収穫しないと間に合わないほどです。
一日の出荷量も倍になり、忙しい日々が連日続いてました。

今回のレポートを終えて…
 
そういえば、昔(私が幼少の頃)お店で売っていた枝豆は畑から採ったまんまで、枝も葉っぱも付いていたな。
枝から莢をはずすのを頼まれてお手伝いしていたっけ。
いつの頃からか、葉っぱがなくなって枝もなくなって茹でるだけの袋詰めした商品が店頭に出回るようになりました。
私達消費者は、ごみも出ないし、とても楽になったと思います。でも、それには今回お邪魔させていただいたような
生産農家のみなさんそれぞれのご苦労あってのものなんだ。と、考えさせられました。

機械化が進んだとはいえ、雨の日も続く作業。わずが一ヶ月余りの旬にかける農家のみなさんのだだちゃ豆に
対する熱い思いがヒシヒシと伝わる一日でした。
この日は、土曜日とういこともあり、普段は会社勤めをしている若い息子さん達も応援していました。
後継者不足と言われて久しいですが、一生懸命に仕事をしている彼等をみていると頼もしい限りでした。
頂いた【だだちゃ豆】を、早々に茹でて食べました。

沸騰したお湯に入れると、あのあま〜い香りが台所いっぱいに広がり、思わず顔もほころびます。

茹ですぎては大変!!と思い、いつもよりも慎重に慎重に茹で上げた【だだちゃ豆】は、あっという間に 家族の胃袋に納まってしまいました。

by あしすたんと

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