山の中に生えてる様子は、まるで宇宙植物のようです。
採れば採るほど、自生数が増える脅威の山菜です。
種じゃなく、胞子で広がる植物だからなのでしょうか。
しかし、これを食べようと思った人は凄いですね。
煮たり焼いたりしただけじゃ食べられず、木灰などを使ってアクを抜くという
食べる方法をよく見つけたものです。昔の人達には頭が下がる想いです。
今でも当店での取扱量は大変多いですが、昔は山菜と言えば「わらび」でしたから、
最盛期には、倉庫に、山積みされた「わらび」を整理し、やっと出荷作業が終わったと思ったら、
またすぐに山の人達が運び込んできて、倉庫内が溢れる状態が昼夜を問わず続いたそうです。
昔から、人気のある「黒わらび」は、
山の奥深いところまで行かないと、採れないことが多いみたいです。
不思議なことに、良質の「黒わらび」が自生している所には、
真っ青な「青わらび」が一緒に生えてることが多いんです。
どうしてかは、よくわかっていないらしいですが、
オスとメスみたいな関係でもあるのでしょうか。
最近は、「黒わらび」をも越えると言われる、
「黄金わらび」が注目されつつあります。
2001年に、秋篠宮殿下夫妻が、山形をご訪問された際に提供させて頂いた
最高級わらびです。テレビでは、「幻の高級山菜」として紹介されました。
あく抜きの方法では、なんとかの木の灰が良いとか、様々言われておりますが、
どこのご家庭にもある「重曹」(じゅうそう)を使えば、
割と簡単にあく抜きができるものです。是非、ご利用下さいませ。