もう何の説明も必要ないほど、有名になりました。
他の地域でも、早くから目をつけておられた方がいたようですが、
ここでは当店の経緯をご紹介!
1970年代前半、先代が青果市場に足を運んだとき、
この「たらの芽」がほんの少し並んでいたそうな。
山菜好きな個人が出荷したものの中に、混じっていたらしいが、
当時はまったく流通されていなかった。
先代はその「たらの芽」を見てひらめいたらしい。
山の山菜採り人たちに、「高い値段で買い取るから採ってくれ」と頼んだのです。
山の人たちは、毒が無くて食べられることくらいは知ってたそうですが、
「こんなもの、売り物になるんだべが?」と皆、首をかしげたそうな。
そして、集まった「たらの芽」を
「たいへんおいしく高級な山菜だ!」と紹介してまわり、広めて行ったそうな。
まるで詐欺みたいな話だが、先代はそのおいしさを知っていたんでしょうねぇ。
そして、瞬く間に大ヒット!
「ここに来れば、たらの芽があると聞いてやって来た!」
噂を聞きつけ、わざわざ関東方面から高級料亭で使う為に、
こんな
田舎の当店にやって来た人もいたとのこと。
なんでも、親指位の大きさで、ほんの少し芽が出た程度の物が欲しいとか。
手のひら大に伸びた位が食べ頃だが、その状態では、天ぷらにして皿に乗せるとき、
料亭では大きすぎるそうな。
かくして、その小さめの「たらの芽」の価格がどんどん上昇、
たらの木の枝を切って栽培できることから、
全国で山に自生するたらの木を切る人が急増、
切る専門の業者まで出る始末、本州、北海道はとっくの昔に切りつくされ、
今では中国が修羅場だとか、困ったもんですね。
最近では、栽培の品種改良が進んで、密集栽培が可能で、
収穫しやすいように刺もないものが、出てきているんですね。
時代は、どんどん変わりますが、
山に自生する「天然たらの芽」のおいしさは、今も変わらないようです。