地元では、「月山筍」と称して、大変重宝にされている。
多量に自生している場所に行くのは、かなり大変な作業で、
天然物の収穫量を確保するのは難しいとされているようです。
「細竹」(ネマガリタケ)の産地としては、
秋田、岩手にまたがる八幡平地方が有名で、収穫量もこの辺りより桁違いに多い。
そこで収穫されたもののなかでも、生食用に向く太くて柔らかい細竹は、
意外に少なく、ほとんどは加工用となるのが普通です。
その昔、量を確保するため、その産地に出向き、
南京袋に入れられ山と詰まれた中から、この生食用に適したものを選び出すのは、
とても大変な作業だったものでした。
当店では、先代が亡くなった後、この天然物「細竹」の取り扱いを、
二代目店長のいとこでもある、先代の愛弟子に渡しました。
その後、愛弟子は新たに流通ルートを開拓し、取扱量も大幅に増え、
今では欠かせない山菜になっております。